ゆうちょ2000万円枠拡大論争②
昨日に続き、ゆうちょ論争。
今までの声をまとめてみると、2000万円に枠が広がると預金額が増加し、民間金融機関の経営を圧迫するとともに、その資金が財政投融資(いわゆる国債)に流れ、マネーサプライの観点からも効果的ではないというものだ。
確かに国がバックについているとなれば安心だし、他の金融機関のような預金保険機構での最大カバー額1000万円の倍も預けれるのだから増えそうですよね。
ただ、政府のある筋によると、この増加した資金を中小企業対策用の資金として規定し、政策公庫のような中小企業施策につなげようとする動きがあるということだ。そうなると中小企業にとってみると大変ありがたいことであるが、課題も多いであろう。
そもそも今の郵便局には企業への貸し出しを審査できるような能力もないし、焦げつきが起こらないような企業支援もするすべも持たないからである。
そうなると中小企業診断士の出番が新たに発生する可能性もあり、この議論の行方が気になるといったところか。
ゆうちょ2000万円枠拡大論争
今日でサンデープロジェクトが終了になった。意見が分かれるが田原総一郎氏の番組における役割は大きなものがあったと思う。かつては、今をときめく島田紳助氏も司会進行役を務めていたが、彼にとってもいい経験になっているように感じる。
今日の番組内で、亀井大臣がぶち上げた「ゆうちょ枠の拡大」議論が各党の代表を集めて行われていた。でも、見苦しかったというか、これも亀井さんの策略?打ち上げ花火で観測して、落としどころを見つけるというパターン?
でも一番問題は、郵政担当大臣と金融財政担当大臣を兼務しているということ自体が問題なんじゃないの?大臣が多ければいいってもんじゃないけど、利益相反することが予想されるところには専任で置くべきだと思う。
亀井さん、嫌いじゃないけど、個性強すぎ。でももし彼のような上司だったら、けっこう部下には優しいかもしれないね。亀井さんに比べ、管さんの冷えた態度の方が閣内不一致を演出しているように思える。反対だったら、反対でもいいんじゃないかな。そうじゃなくて、聞いてないとか、冷たい態度での応対の方がよっぽど国民に与える負のイメージが強く、支持率低下を招いていると思わないないだろうか。喧々発止して、議論が閣内でき交っているという方が新鮮な気がするが。
でも、今回の騒動(?)、亀井さんよりも総務大臣の原口さんの発言がフューチャーされていないよね。最近のこの人の動き、気になるんですよね。ほら、遅刻問題で官僚を左遷したとか。そりゃ、官僚も確認ミスもあったかもしれないが、それだけで?こっちの方が上司だとやりにくい感じがします。
香のにほい
香があったので、焚いてみました。
昔は香って、すごく好ましくない感じでしたけど、最近は何か落ち着くんですよね。女性には癒し効果があるとかでお部屋中に香の匂いを充満させている方も多いと聞きましたが、でも本当の香の効果というのは、「死」を身近に感じさせてくれるものがあるからだと思います。
東南アジアの方では香自身を普段から使っているみたいですが、日本ではやはり仏壇にあげるかたちでの使用方法が多いと思います。だからか香の匂いをかぐと死を連想せざるをえないということでしょうか。でも最近は仏壇が身近にあるという家庭環境も少なくなってきたから自然と女性の方も芳香剤代わりに使う人が多いのか。
「死」にまつわる商売というのは変わってきつつありますね。私も支援先に仏具関係の事業者さんも何件かありますが、いつも話しているとついグチっぽい話題になってしまこともままあります。でも、そういう時代だからこそ、新しい商売も生まれるんですね。皆さんは、「納骨壇」って知っていますか?東海あたりですとまだ耳慣れない言葉かもしれません。都心部では少しは見られるようになってきましたが。そもそも納骨壇というのは、お墓の代わりに骨を供えておくお寺に置く仏壇のことです。東北(雪などで冬季はお墓いけないから)とか九州(こちらは土地柄なのでしょうか)に多い形態のお墓です。愛知にも納骨壇を製作している事業者さんがいます。また、最近では都心部では遠いところのお墓をお守りできないので、近くに持つことができる(お寺の建物の中)納骨壇は注目を浴びてきています。時代のニーズにあった商売だと思います。
名古屋城に行ってきました
今話題のイケメン武士が集う名古屋城へ行ってきました。本丸御殿の工事中ということもあり、今までの雰囲気と少し違った名古屋城でありました。といっても、かれこれ10年ぶりくらいの訪問ですが、桜も咲き始めていい季節です。
さて、名古屋おもてなし武将隊ですが、こぢんまりとしていて、徳川家康役の女性の方がしゃべるしゃべる、家康のイメージとは少し違う?でも周りは海外の訪問者だけでなく、歴女っていうんですか、女性の方もけっこういてその周辺だけは人だかりという感じでした。(でも、歴女だけで、歴男はどうしていない?歴史って、男の子の心をくすぐるものだと思っていたが、中性化?草食化も関係しているのか)
でも、ひとつ気になることがあるのだけれど、この武将隊ってのは「愛知県ふるさと雇用再生特別基金事業」で採用されたという経緯を持つことだ。もちろん雇用状況が厳しい折、少しでも(3年?)雇用につながることは評価できるが、所詮一時しのぎ。彼らが契約終了後どうなるのか?役者?にあるための1ステップなら理解できるが、そうでもないだろうに。雇用の問題は一時しのぎの対応(雇用調整金のような)と将来にわたっての対応(ジョブカフェなんかもそう?)をうまく使いわけないと意味のある施策にならないじゃないか。それこそ税金のもったいない使い方になるんではないだろうか。雇用の維持という印籠のおかげで、どうも眼鏡のレンズがくもったような施策ばかりが目立つと感じるのはわたしだけであろうか?
もう一つ、これも少し驚いたのだが、その武将隊のヨコでジャグラーさんがパフォーマンスをしていた。大変おもしろいのだが、彼曰く「場所だけ借りて、ギャランティはもらってない」とのこと。これはいかなること?昔から名古屋城での商売の継続的な権利なのか?NYであるような公的スペースのアーティストへのレンタルなのか?気になるイベントでした。
でも、名古屋城の展望階からの眺めはきれいでした。よはは満足じゃって感じ。
逆境に打ち勝つセミナーに行ってきました
今日は、日本商工会議所主催ドリームゲート企画の「逆境に打ち勝ち、ビジネスを創り出す起業・経営法」というセミナーに参加してきました。会場は超満員で盛況。
セミナー講師は、サムライ日本PJの安藤竜二氏とパネルディスカッションでは、大阪のバルニバービの佐藤裕久氏、錦見鋳造の錦見社長らがパネラーとして参加していました。安藤さんとは仕事でご一緒させていただいていたので、お話しはだいたい聞いていたこと。でも、人気はありますね。講演後の休憩時間は名刺交換で行列になっていました。
2部のパネルディスカッションでは佐藤社長と錦見社長のあけっぴろげ放談といった感じで(コーディネータ何してる!という批判もありますが・・・)、大変楽しかったです。でも、関西弁っておもしろいですよね。聞いているだけで元気が出ちゃうて感じ。それも佐藤社長のお話しがうまいせいでしょうが。
さて、今回のセミナーで一番気になったのが錦見鋳造の大ヒット製品である「魔法のフライパン」というネーミングです。もちろん、フライパン自身の製品性の高さもさることながら、魔法という言葉の使い方もうまいですよね。同じような言葉の使い方で、最近「天使のチョコリング」というのもヒットしていますよね。
魔法とか、天使とか、どこにでもあるような言葉ですが、それが製品と組み合わさった商品(名)になるとまた一段と伝わってくるんですよね。ネーミングって、改めて大事だと思います。中小企業は大企業のようにネーミングを知らしめるのに多額の広告費を使えるわけではないので、なおさら大事ってことでしょうか。
個人的にもコンサルの中では、社長ネーミング大事ですよといっているのですが、なかなか口頭ではわかったような返答をもらっても、実施は・・・とうことは良くあるパターンなのです。
社長、もう一度いいます、ネーミングって、大事なんですよ!
おもしろくないコマーシャル
最近のCMって、おもしろくない。
テレビを見るときはできる限り、仕事柄CMとばしをせずに視ているのだが、
これはというCMには出会わない。
確か昨年のACC(広告界のCM大賞のようなもの)はSuntoryだったかな、
確かにジョーンズ氏の宇宙人もおもしろいのだが、少し飽きてきた・・・
CMって、視るたびに新しい発見があったような気がするのだが、
本当に最近はそんなCMには出会うことも少なくなってきた。
これも、投資効果にCMがついていけなくなったからだろうか。
悲しい気がする。
日経web版
今日から日経のweb版がスタートした。正式には4月からだそうだが、テスト版も含めたスタート。
海外でも新聞の電子版というのは普通になってきたが、新聞社にとってみては諸刃の剣であろう。
ただ、自分ではどうかというと、古いタイプなのか紙媒体で新聞は読みたいと思う。最近の若者は新聞をそもそもとっていないというので、新聞自体が電子媒体になろうとあまり感覚的には変わらないのか。
そういえば、アップルも参戦した電子ブックというのもあったな・・・
今日、後輩が新しい媒体だといって喫茶店コメダの店内フリーペーパーの媒体を持ってきてくれた。
紙はまだ存在する価値はあるのだろう。